【PIC32MX370F512H】96MHzでつかってみる。①コンフィグレーションの設定

2021年2月22日

最大100MHzで動作可能なPIC32MX370F512Hを96MHzで使ってみます!
今回はコンフィグレーションの設定です。

パーツ

・PIC32MX370F512Hのパッケージは2種類あり
実装の容易なPIC32MX370F512H-I/PTをチップワンで購入しました。
このままでは実験が難しいく変換基板に実装する必要があります。
秋月電子の0.5mmピッチQFP(64ピン)変換基板を購入します。

コンフィグレーションの参照

“C:¥Program Files (x86)¥Microchip¥xc32¥v1.32¥docs¥config_docs"に
各デバイス名でhtmlがありますのでクリックして開きます。
お好みに合わせてコンフィグレーションビットを設定します。

PIC32MX370F512Hのコンフィグレーション

96MHzに設定

内部高速発振を利用して96MHzにしたいと思います。

FNOSCオシレータモード設定

「#pragma config FNOSC=FRCPLL」
「#pragma config POSCMOD=OFF」
内部高速発振とPLL併用を選択します。

内部高速発振分周の設定

「#pragma config FPLLIDIV=DIV_2」
内部高速発振:8MHzでPLLの入力周波数FINは4~5MHzの範囲なので2分周します。
しかしながらDS61112HのP16の6.3.1.3.2に記載の通り
PLL併用FRCオシレータモードの場合は
デフォルトで「FPLLIDIV=DIV_2」固定となりFINは4MHzとなります。

PLLの設定

「#pragma config FPLLMUL=MUL_24」
FIN:4MHzを24逓倍し96MHzとします。

PLL出力分周の設定

「#pragma config FPLLODIV=DIV_1」
1分周にします。
続きはタイマーを使って動作確認をします!

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